【適職の見つけ方】向いている仕事がわからないときの対処法

【適職の見つけ方】向いている仕事がわからないときの対処法

【適職の見つけ方】向いている仕事がわからないときの対処法

「もっと自分に合った仕事があるんじゃないか……」と思うことはありませんか?

年齢的なあせりから、「このままでいいのかな」と漠然とした不安を感じることもあるでしょう。

特に30歳前後は人生のターニングポイントといえるため、キャリアについて見つめ直す人が多い年代です。

でも、「向いている仕事がわからない」「適職ってどうやって見つけるの」といったことにずっと悩んでいる人もいますよね?

そこで今回は、自分に向いている仕事の見つけ方についてご紹介します。

向いている仕事を見つけるときは、得意なこと・好きなこと・価値観の3つに注目するのがコツです。

公務員と民間企業を経験し、現在のフリーランスになるまで、自己分析に多くの時間を費やしてきた筆者が解説しますよ。

向いている仕事とは? 適職と「好き」の関係性

ここでは、向いている仕事の定義と好きなこととの関係性についてお話しします。

向いている仕事とは、適職のこと

向いている仕事とは、いわゆる適職のことです。

適職とは、自分の才能やスキルと、企業が求めているものとがマッチした仕事を指します。

簡単に言えば「できること」「得意なこと」といえますね。

適職に就くと、以下のようなメリットが得られます。

【適職のメリット】

  • 成果が出やすく、評価を受けやすい
  • 十分に能力を発揮できる(仕事のパフォーマンスが高い)
  • 作業が他の人よりも短時間で、ラクにできる

向いている仕事 = 好きな仕事ではない

ただ、適職(向いている仕事)に就いたからといって、必ずしも「幸せ」と感じたり、達成感が得られたりするとは限りません。

なぜなら、スキル的にできることと、「好き」と感じることは別物だからです。

でも、あなたが本当に求めている向いている仕事とは、スキル的にもできるし、好きだと思える仕事ではないでしょうか?

やっていて「楽しい」と感じたり、やりがいや満足感を感じたりする仕事のはずです。

そのため、自分に向いている仕事を見つけるときには、得意なこと、好きなこと、そして価値観が重なる部分を探す必要があります。

以下は、そのイメージ図です。

【向いている仕事のイメージ図】

得意・好き・価値観のイメージ
作成:ざきさん

得意なことは、持っている才能・スキルであり、自分ができることの中の一部分です。

得意なことを見極めるときは、無意識にできてしまう行動に注目します。

たとえば、「思いついたら行動してしまう」「いつも人の気持ちを考えている」「わからないと思ったら調べている」などです。

好きなことは、自分が「楽しい」「ワクワクする」と感じる活動やものです。

人と話す・文章を書く・自然の中に出かける、音楽など、自分がやっていて気分が良くなるものをリストアップしてみましょう。

向いている仕事を探す際、好きなことだけでは仕事にならないかもしれませんが、得意なことと掛け合わせることでビジネスに発展しやすくなります。

価値観については後で詳しく説明するので、ここでは「自分が大切にしている思い」とだけ伝えさせてください。

最終的に向いている仕事とは、以下のように定義されます。

向いている仕事 = 得意なこと(スキル)× 好きなこと(情熱)× 大切にしている思い(価値観)

向いている仕事がわからない理由

向いている仕事がわからないときは、「なぜ、わからないのか?」の理由を知ることがゴールへの近道です。

以下では、よくある理由を4つご紹介します。

(1)自分の良さや強みが見えていない

自分にできること・得意なことがわかっていないケースです。

自分が持っている良さやスキルを自覚できていないと、「どんな仕事で力を発揮できるか」「企業にどんな貢献できるか」かがわからず、目指すべき仕事が決められません。

得意なことは無意識にやっているものなので、自分だけで見つけられないときは、他の人の力も借りてみるといいでしょう。

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(2)仕事で成果を出していない

向いている仕事がわからないというよりも、「今の仕事に向いているかどうかがわからない」ときの理由です。

成果とは、実績、評価、昇進・昇格などであって、褒められたり、感謝されたりとした経験といえます。

今の仕事で何らかの成果を挙げた経験がないと、「この仕事に向いていないのでは?」と感じやすくなります。

他者に評価されたことは強み・スキルといえますし、自信にもつながるので、一度、成果を振り返ってみるといいでしょう。

(3)知っている職業の数が少ない

自分に向いている仕事がわからないのは、知っている職業の数が少ないからかもしれません。

「世の中にどんな職業や仕事があるのか」をあまり知らないと選択できる範囲が狭くなってしまうため、適職を判断しにくくなります。

(4)好きなこと・価値観がわかっていない

できること・得意なことは自覚できているけれど、好きなことがわからず、向いている仕事に出会えていないケースです。

仕事は得意な業務・作業だけでも成立しますが、「楽しい」「ワクワクする」などの気持ちがそこに重なっていないと、「できるけど、苦しい」と感じやすくなります

また、会社や社長と考え方・方向性が合わないと、好きな仕事でも充実感や満足感が得られない場合もあります。

【適職を知る6つの方法】向いている仕事の見つけ方

向いている仕事は、得意なこと・好きなこと・価値観の3つが重なり合う部分を探すことで見つかります。

以下でご紹介する適職を知るための6つの方法は、どの項目からやってもらってもOKです。

自分に合った仕事は、さまざまな角度から分析した方が見つけやすいので、一つの項目で行き詰まったときは次の項目に移るなどして、やりやすいところから始めてみてくださいね。

  1. 「向いていないかも」と思う理由を書き出す
  2. 過去の経験を振り返る
  3. 自分の価値観を知る
  4. 興味のあることをいろいろやってみる
  5. 職業や職種について調べてみる
  6. キャリアアドバイザーに相談

「向いていないかも」と思う理由を書き出す

「今の仕事が向いていないかも」と思う理由を書き出すことで、今の気持ちが整理できます。

理由を書き出すときは、思いつくままに素直な気持ちで書いてみましょう。

頭の中の思い、悩みを可視化することで、「何にモヤモヤしているのか?」が明確になるはずです。

過去の経験を振り返る

仕事に役立つ能力・スキルから、向いている仕事を見つける方法です。

自己分析の定番である自分史の作成やキャリアの棚卸しをしてみるのもいいのですが、まずは、周囲に褒められたこと・評価されたことなどから振り返ってみるのが簡単でいいと思います。

これまでの職務経験を振り返ってみる場合には、その仕事をしているときの感情、成果も書き出すようにしましょう。

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自分の価値観を知る

価値観とは、自分が大切にしている思いのことです。

仕事への取り組み方や行動、態度などだけでなく、「どんなキャリアを築いていきたいか」にも関係するので、価値観は人生の羅針盤といえます。

価値観はこれまでの人生経験をもとにした思考・考え方のことなので、「どんな価値観を持っているか」は人によって異なりますが、例えば、以下のようなものです。

【価値観の例】

  • 困っている人を助けたい
  • 好きなことを仕事にしたい
  • 良いものをつくりたい
  • 常識にとらわれたくない
  • 身近な人を幸せにしたい

価値観は、自分ならではの大切にしている思いのことなので、他人からは共感・理解されないこともありますね。

仕事で「できるけど、やっていて辛い……」「周囲に期待されるけど、やりたくない」と思うときは、仕事内容に自分の価値観が反映されていない可能性があるでしょう。

単に適職に就ければいいわけではなく、やりがいや満足感を得て働きたいなら、自分の価値観は知っておくといいですよ。

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興味のあることをいろいろやってみる

好きなことがわからない人で時間に余裕がある場合は、興味のあることを片っ端からやってみるのもいいでしょう。

主にプライベートでの活動になりますが、ブログ、DIY、お菓子作り、コミュニティへの参加など体験を増やすことで、「何が好きか」が見つけやすくなります。

新しいことを始めるときのポイントは、「〜すべき」という必要性ではなく、「〜したい」という感情で選ぶことです。

興味を持ったらそれを深堀りしてみると、おもしろさや魅力が深いレベルで感じられるはずです。

職業や職種について調べてみる

向いている仕事がわからないときは、世の中に「どんな仕事があるのか」を調べてみると、具体的に就きたい仕事が見つけやすくなります。

意外と他業界や他職種については知らないものなので、転職サイトで調べてみると「へ〜、こんな仕事あるんだ」と発見があるでしょう。

職業について調べるときは、経験した仕事やスキルにとらわれない方ようにすると視野が広がります。

「自分には他の仕事なんて無理……」と思う人もいるかもしれませんが、今の仕事で身に付けたスキルが他社で活かせる場合もあるので、ぜひ諦めないでくださいね。

【おすすめの転職サイト】

リクナビネクスト

女の転職type

キャリアアドバイザーに相談

一人で向いている仕事が見つけられそうにないという人は、転職エージェントや有料キャリアカウンセリングを利用してアドバイザーに相談してみるのもいいでしょう。

転職エージェントは無料で利用できて、求人紹介から強みの整理、面接対策まで転職活動をサポートしてくれるサービスです。

転職エージェントのキャリアカウンセリングは、転職を考え中の人も受けられますが、あくまで転職希望者と企業のマッチングを目的としたサービスである点は理解しておきましょう。

一方の有料キャリアカウンセリングは、自己分析やキャリア設計に特化したサービスです。

転職エージェントとは違って、求人紹介はありません。

第三者によるフラットな目線でアドバイスをもらいたい人や、長期的な視点で理想の仕事を見つけたい人におすすめです。

【おすすめの転職エージェント・有料キャリアカウンセリング】

doda :完全無料。業界最大級の求人数。転職に迷っている人もOKで、面談はオンラインのため自宅で可能。

パソナキャリア:完全無料。手厚いサポートが魅力。女性の転職にも強い。

【マジキャリ】 :初回面談無料。20〜30代向けのキャリアコーチング。公式HPに口コミ多数掲載。

転職体質に注意!適職を求める人がハマりやすい落とし穴

向いている仕事を探すことは、悪いことではありません。

ただ、適職を求めるあまり、「ここもダメ」「ここも合わない」と、短期間で転職を繰り返すことのないように気をつけましょう。

転職体質に陥らないためには、転職前に「何が合わないのか」その理由を分析しておく必要があります。

  • 思った評価が得られないから、合わないのか?
  • 価値観が合わないのか?
  • 企業や職場との相性が合わないのか?

転職して新しい環境に行っても自分の気持ちが整理されていないと、また「合わない」と感じてしまい、前の会社と同じことを繰り返してしまうでしょう

自分がつくった会社でも100%満足することはできないと言われるくらいですから、自分の要望を全て満たしてくれる会社など存在しません。

そのため転職前には、自分が転職で求めるものをピックアップし、優先順位をつけてみることをおすすめします。

企業や職場との相性については、ホームページなどに社長や上司、社員のインタビューが掲載されていたり、ブログやSNSで職場の様子がアップされていたりするので、そちらを参考にしてみるといいですよ。

あわせて読みたい >> 【初めての転職】自己分析は何からしたらいい?【簡単な質問から始める】

転職だけじゃない。働き方の視野を広げる2つのヒント

どんな仕事・働き方を選ぶかは人それぞれですが、私たちはいつの間にか固定観念にとらわれていることがあります。

ここでは、働き方の視野を広げるヒントについて2つご紹介します。

(1)自分で仕事をつくる選択もある

自己分析をした結果、向いているのが「自分で仕事を創ること」である人もいます。

働き方は何も会社員だけではありません。

フリーランスなど会社に属さない、もしくは副業、週末起業など今の会社を続けながらできる働き方も選べます。

・自作したアクセサリーを売る

・動画編集

・データ入力作業

・オンラインでのお悩み相談、など

起業というとハードルが高く感じるかもしれませんが、ブログを書いて情報発信することも起業の一つです。

案外、需要があるか知らないだけで、あなたの知識や経験、スキルを欲しがっている人が世の中にはいるかもしれません。

最終的には転職を選んだとしても、最初から「仕事を変える=転職」と決めつけない方が、人生の選択肢は広がります。

(2)たかが仕事と割り切るのもあり

ここまで向いている仕事の見つけ方についてご紹介してきましたが、「仕事はお金を稼ぐもの」と割り切って働くのもありかもしれません。

仕事にやりがいや満足感を求めず、その分、趣味やプライベートを充実させる生き方です。

ただ、そういった割り切りには、向き・不向きがありますね。

私は仕事にやりがいを求めた人なので、向かないタイプでした。

仕事は人生において長く時間を費やすものなので、個人的にはやりたいことや自分に向いている仕事を追求してほしいなと思いますが、仕事とどう向き合って生きていくかは個人の自由です。

さまざまな働き方、生き方を考えてみるといいでしょう。

まとめ

向いている仕事とは、得意なこと・好きなこと・価値観の3つが重なる部分の仕事です。

向いている仕事は適職ともいえますが、スキル的にできることと好きであることは別物なので、適職に就いたからといって仕事に満足できるとは限りません。

「自分にどんな仕事が向いているか」を知るには、過去の経験を棚卸ししたり、自分が大切にしている思いについて分析してみる方法があります。

世の中に「どんな職業があるのか」も調べてみることで選択肢が増えて、より向いている仕事が見つけやすくなるでしょう。

職務経験の棚卸し、情報収集、向いていないと思う理由の整理など、さまざまな角度から自分を探っていきます。

褒められたこと、評価されたことなど周囲の反応も振り返ってみて、「これかも」と思う、向いている仕事を見つけてみてくださいね。