【大丈夫】スキルがない人向けの転職対策と今始めるべき5つのこと

【大丈夫】スキルがない人向けの転職対策と今始めるべき5つのこと

【大丈夫】スキルがない人向けの転職対策と今始めるべき5つのこと

「転職したいけれど、たいしたスキルを持っていない……」

そんな悩みを抱えている人は、案外多くいます。

でも、本当に何のスキルもないのでしょうか?

ある程度の年数、仕事をしてきたのであれば、意識できていないだけで何らかのスキルは身に付いているはずです。

それにあなたが元々持っている特性や才能もきっとあるでしょう。

そこで今回は、スキルがないと悩んでいる人に向けた転職対策と今始めるべきことについてご紹介します。

フリーランスになるまで3年以上を自己分析に費やし、市役所職員と保険営業の経験もある筆者が解説しますよ。

自分にスキルがないと思う原因

具体的な対策について語る前に、自分にスキルがないと思う原因について考えてみましょう。

「自分にスキルがない」と思う原因には、以下の2つがあります。

(1)スキルがあることに気づいていない

客観的に見れば転職でもアピールできるスキルがあるのに、自覚できていないケースです。

ほとんどの場合、これではないかと思います。

スキルには専門知識や資格だけでなく、「対応力がある」「柔軟な思考」などのスキルも含まれます。

そのため、スキルは “強み” と言い換えてもいいかもしれません。

強みは意識せずに自然とやっていることの場合があるので、なかなか自分では気づきにくいものです。

客観的な視点で自己分析するのが苦手な人は、適職診断や自己分析診断も活用してみるとスキルを見つけやすくなるでしょう。

(2)本当にスキルがない

本当に転職に役立つスキルを何も持っていないケースです。

でも、本当にそんな人などいるのでしょうか?

先にもお伝えした通り、スキルを自分で認識できていないだけで、ある程度の仕事経験があるのであれば、何らかのスキルの一つや二つは誰しも持っているのではないかと思います。

まずは落ち着いて、自分の職務経験やそこでやった行動・工夫などを紙に書いて振り返ってみるといいでしょう。

仕事に求められる2種類のスキル

仕事で求められるスキルには、目に見えるスキル(ハードスキル)と目に見えないスキル(ソフトスキル)の2種類があります。

どちらもビジネスに必要なスキルであり、そこに上下関係はありません。

目に見えるスキル(ハードスキル):専門知識、資格など

目に見えないスキル(ソフトスキル):実行力、情報収集力、継続力、チームワーク能力など
専門知識や資格などの目に見えるスキルは、スキルの代表例といえます。
誰が見てもわかりやすいスキルなので、転職でもアピールしやすいでしょう。
しかし、スキルにはもう一つ、目に見えないスキルがあります。
目に見えないスキルとは、仕事の仕方や人間関係能力など、どんな仕事でも共通して発揮できるスキルです。
目に見えるスキルと違って別業種や別職種でも応用が効くため、「持ち運びできる」という意味でポータブルスキルとも呼ばれます。
仕事におけるスキルにはこの2種類があることを理解しておくと、キャリアの棚卸しがしやすくなり、自信もつくはずです。

強みやスキルは、ビジネスで役に立てばOK

転職で求められるスキルは、専門知識や資格など目に見えるスキル(ハードスキル)だけではありません。

「体力がある」「数字に強い」「論理的に物事を説明できる」などのスキルも仕事で活かせます。

つまり、転職においてスキルとは、仕事で役に立つものなら何でもいいわけです。

たとえ輝かしい実績や資格を持っていなくても、アピールできる強みはきっとあります。

私は29歳の頃、未経験の保険営業に転職しましたが、面接等ではこれまで子ども対象にイベントの企画運営、進行役をしてきた経験から「わかりやすく話せること」をアピールしました。

市役所職員も自然体験指導者も、金融業界や営業とは無関係でしたが、目に見えないスキル「わかりやすく話せること」は、営業でも活かせると考えたからです。

スキルとは、広い視野でビジネスに役立てばいいのです。

【比較】20代と30代以降におけるスキルの重要性

転職でどの程度スキルが求められるかは、希望する業界や年齢によって異なります。

以下は、20代と30代以降での転職におけるスキル重要性の比較表です。

 企業が求めるスキル傾向
20代・スキル以上に人間性を重視(積極性、素直さ、真剣さなど)
・将来性やポテンシャルも評価
・スキル不要の募集もある
30代以降・専門スキル・実績を重視
・年齢が上がるほど、未経験分野への転職は厳しくなる

これらはあくまでも傾向ですが、20代の場合、企業もまだ就活同様に人間性や将来性を重視しています。

スキル不要の募集もあるため、未経験分野へのチャレンジもしやすいでしょう。

20代では自身のスキルや経験不足を自覚しつつ、積極的に仕事を覚えようとする姿勢が求められます。

一方で、30代以降の転職では、企業は即戦力を求めるようになります。

専門知識や実績が重視されるため、「これまでの経験やスキルが転職先でどう活かせるのか」について、具体的に回答できるようにしておかないといけません。

スキル以外では、転職への熱意やこれまでの経験に固執しない柔軟性なども求められます。

30代以降は未経験分野への転職も厳しくなりますが、業界や職種によっては可能なので、自身のキャリアプランも考えながら情報収集してみるといいでしょう。

スキルがないと不安な人が、今始めるべき5つのこと

ここでは「スキルがない……」と思っている人が、今始めるべきことについて5つご紹介します。

一度に全部やろうとせず、やれそうなことから始めてみてくださいね。

(1)感謝されたこと、評価されたことを振り返る(他己分析)

(2)どんな仕事、働き方なら幸せか考える

(3)希望する業界や職種でどんなスキルが求められるのか情報収集する

(4)転職エージェントやキャリアカウンセリングを活用する

(5)時間があるならスキルアップ

(1)感謝されたこと、評価されたことを振り返る(他己分析)

自分自身で強みやスキルを見つけられないときは、周囲の反応をヒントにしましょう。

たとえば、仕事で以下のような経験はないでしょうか?

・人から感謝されたこと

・評価された(されている)こと

・予想外に褒められたこと

周りからよく感謝されることや評価されることには、自分の強み・スキルが隠れている可能性があります。

もしかしたら、自分ではごく普通にやっている行動なので「そんなこと?」と思うかもしれません。

でも、人から感謝されたり、評価されたりしていることは、そのスキルが誰かの役に立っていることを意味します。

他者による客観的な視点での評価は、転職でのアピールポイントにも使いやすいでしょう。

(2)どんな仕事、働き方なら幸せか考える

転職においてスキルは重要はポイントですが、そもそもあなたはどんな仕事に就いて、どんな働き方をしていきたいのでしょうか?

これまでの職務経験を活かしたいのか、新しいスキルを身に付けたいのか、それによって転職活動は大きく違ってきます。

「スキルがない……」と思うと、そこで思考が止まってしまいがちですが、転職で大事なのはスキル以上に「将来、どんな自分になっていたいか」です。

まずは自分が転職で求めるものをピックアップして、その後に必要なスキルを考えてみるといいでしょう。

(3)希望する業種・職種で求められているスキルの情報収集

ひとくちに転職といっても、業種や職種によって求められるスキルは違います。

まずは、希望する業種や職種でどんなスキルが求められているのかについて調べてみましょう。

たとえば、営業はコミニュケーション力や提案力などが求められる仕事です。

これは営業する業界にもよりますが、そこでクリエイティブな力を発揮しようとしても、法律に引っかかってしまうなど上手く才能を活かせない可能性があります。

しかし、メディア制作などのWeb業界であれば、優れたクリエイティブ力はきっと評価されるでしょう。

もしまだ希望する業種や職種が決まっていないのであれば、まず自分の興味や進みたい方向性を考えてみて、その後で企業研究によって仕事を絞っていくといいかもしれません。

(4)転職エージェントやキャリアカウンセリングを活用する

一人で転職活動を進めていくのは大変なので、「どうしたらいいのか……」と悩んでしまうこともあるもの。

自己分析をしてみたけれど、強みやスキル、キャリアの棚卸しが思うようにできないこともあります。

そんなときは、転職エージェントやキャリアカウンセリングを活用してみるといいでしょう。

転職エージェントは転職サイトと違い、専門のアドバイザーが転職活動を手伝ってくれるサービスです。

強みやスキルの整理に加えて、不安や悩みなどさまざまな相談に乗ってくれます。

キャリアカウンセリングは、自己分析とキャリア設計をサポートしてくれるサービスです。

転職エージェントと違って、求人紹介はありません。

専属のコーチが対話によって潜在的な悩みを引き出し、強みや自分軸をもとにした “ 本当にありたい姿” へと導いてくれます。

転職活動は漠然とした不安も大きいと思うので、困ったときはプロのサポートも借りてみるといいでしょう。

以下でご紹介する3つは、すべて登録無料で利用できます。

【doda(デューダ)】
・業界最大級の求人数を誇る転職エージェント。
・各専門のキャリアアドバイザーが人事視点でアドバイスしてくれる。
・すぐに転職を考えていない人でも、キャリアカウンセリング後は情報収集に使える。
>> doda

 

リクルートエージェント
・非公開求人10万件以上で、多数の転職支援実績がある転職エージェント。
・業界のプロが強みや適性の分析、企業選びをサポート
・案件数が多いため、まだ業種・職種が決まっていない人におすすめ
>> リクルートエージェント

 

【マジキャリ】
・20〜30代で自己実現に悩んでいる人向けのキャリアカウンセリング
・転職をしない人もOK
・仕事と家庭、趣味までトータルで人生を充実させるキャリア設計を支援
>> あなたの”ありたい姿”を現実にする【マジキャリ】  

(5)時間があるならスキルアップ

スキルがない場合には、実務経験を積んだり、資格を取ったりしてスキルアップを狙う手もあります。

すでの退職済みの人であれば、各地の自治体で開催している職業訓練に通ってみるのもいいでしょう。

職業訓練は、失業中の人を対象に国が実施している就職支援の制度です。

受講料は基本的に無料で、パソコンや医療介護、Webデザインなどの講座が受けられます。

>> 職業訓練|厚生労働省HP

ただ、スキルアップには時間がかかりますし、資格を取ったからといって必ずしも転職が成功するとは限りません。

自分の経験や特性など今持っているスキルに目を向けつつ、必要であればスキルアップを目指していくのがいいでしょう。

転職前にキャリアプランも考えておこう

職務経験やスキルに自信がないと、「とにかく転職できればいい」と考えてしまうことがあります。

でも、転職の本当の目的は、自分らしい働き方の実現であったり、やりがいのある仕事を手に入れたりすることではないでしょうか?

そのため、転職前には長期的な視点でキャリアを考えてみる必要があります。

たとえば、「60歳になったとき、どんな自分になっていたいか?」などです。

一つ一つの経験や仕事がそこで終わらず、次のキャリアへとつながっていくようにするには、「なりたい自分像」をイメージすることが大切です。

そうしないともっと年齢を重ねたときに、「何のスキルもない」「キャリアが積み上がっていない」と後悔してしまうかもしれません。

転職前に「将来、どんな自分になっていたいか」も合わせて考えるようにすると、仕事や家庭、趣味を含めた人生全体の充実に結びつくはずです。

まとめ

スキルには専門知識や経験などのハードスキルだけでなく、対応力や問題解決力などのソフトスキルも含まれます。

「自分にはスキルがない」と思っていても、それは自分で気づいていないだけで、周りの人はあなたの強みに気づいているケースは多々あります。

その場合、足りないのはスキルではなく、客観的な視点です。

目に見えるスキルも目に見えないスキルもどちらも仕事に役立つ力であり、組織には欠かせないスキルです。

強みやスキルは、これまでの職務経験を棚卸しして、自身の行動や工夫、感情を振り返ってみると見つけやすくなります。

周りから感謝されたこと、評価されたこともヒントになるでしょう。

転職ではこれまでの職務経験やスキルにとらわれることなく、別業種や別職種についても調べてみると、広い視野で今後のキャリアを考えられます。

転職エージェントやキャリアカウンセリングも上手に活用しながら、自分の市場価値を見つけてみてくださいね。