【徹底解説】転職の自己分析が進まないときの対処法ガイド

【徹底解説】転職の自己分析が進まないときの対処法ガイド

【徹底解説】転職の自己分析が進まないときの対処法ガイド

「転職しようかな」と考えたとき、きちんと自己分析しようと思う人がいます。

しかし、いざ始めたみたけれど、思うように進まないことはないでしょうか?

  • 悪いところしか見えてこない……
  • どうしたら良い面が見つかるのか知りたい
  • 自己分析したけれど、しっくりこない

自分の良さが見えてこないと、だんだん自信も失っていってしまうでしょう。

そこで今回は、転職の自己分析が進まないときの対処法についてご紹介します。

正しく自己分析していけば、必ず自分の強みや長所が見つかるはずですよ。

自己分析が進まない3つの原因

自己分析が進まない原因は、人によってさまざまです。

自分がどこまでできて、どこでつまずいているのか考えてみるといいでしょう。

以下では、自己分析が進まない原因を3つご紹介します。

(1)使っている本やワークシートが合っていない

今、使っている転職用の自己分析本やシートが合っていないケースです。

転職用の自己分析シートは数多く出回っていますが、「項目が多すぎる」「質問の意味がわからない」など自分に合っていないと、棚卸しが上手くいかない可能性があります。

一通り、棚卸しができたとしても、自己分析した内容が「面接対策などに活かせていない」と感じることもあるでしょう。

参考にしている本やシートが合わなくて、自己分析が進まないこともあるのです。

(2)言語化が苦手

自分の経験や気持ちを上手く言語化できなくて、自己分析が進まなくなっているケースです。

中には、職務経験の棚卸しはできたけれども、それを強み・スキルに変換できずに悩んでいる人もいるでしょう。

担当業務などは割とすんなり書けると思いますが、自分のした経験や工夫を「強み・スキル」に言語化するのは難しい作業といえるので無理もありません。

言語化が苦手な場合は、語彙力が不足していることも考えられるので、強みや長所でよく用いられるキーワードを参考にしてみるのがおすすめです。

棚卸し自体が苦手な人は、最初からきれいにまとめようとせず、まずは思いつくまま自由に経験を書き出してみましょう。

(3)目的を見失っている

いつの間にか自己分析自体が目的になっていたり、ワークシートでの質問が多すぎたりして、本来の自己分析の目的を見失っているケースです。

転職の自己分析は、あくまで転職を成功させることが目的です。

そのために自己分析では、自身の強みやできること、価値観などが探りたい中心ポイントになります。

自己分析によってはプライベートや結婚などの質問項目もありますが、それらは職務経歴書や面接で企業が知りたいこととは無関係です。

確かに転職時には家族やプライベートについても考えておくと人生全体の幸福度は高くなりますが、本筋からは少し外れていると理解しておくといいでしょう。

自己分析をするときは、「この質問や作業で何がわかるのか」を意識して取り組むことが大切です。

自分の良さを見つける4つの解決方法

自己分析が進まないときは、進まない原因を突き止める必要があります。

キャリアの棚卸しが上手くできないのか、言語化ができないのかなど、進まない原因によって解決策は異なります。

自己分析で行き詰まったときは、以下のことを試してみるといいでしょう。

職務経験を中心に自己分析をする

転職の自己分析は、職務経験を中心にやることをおすすめします。

企業が知りたいのはあなたの職務経験や仕事上のエピソードなので、そこを中心にやるのが得策だからです。

職務経験の棚卸しというと、

「個人の新規開拓営業を3年した」
「顧客のデータ入力と管理を担当」
「商品の開発や企画をした」

など、単に担当業務を書き出す人もいますが、それだけでは不十分です。

担当業務にプラスして、そこでの自分の行動や工夫、感情、結果も振り返る必要があります。

なぜなら、そういった自分の行動や工夫の中にこそ、自分の良さや長所が隠れているからです。

「性格や価値観はどうするの?」と思う人がいるかもしれませんが、自己分析のやり方次第では、職務経験の棚卸しからでも性格や価値観は分析できます。

キャリアの棚卸しや強みの発掘で悩んでいる人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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周囲の声を参考にする

自分の良さや長所がわからないときは、仕事関連の人や友人、家族などの声も参考にしてみましょう。

これまでした行動や工夫の中で、他人から「助かった」「役に立つ」「すごい」などと言われた経験はないでしょうか?

自分では自分の良さが自覚できていない場合でも、周囲はあなたの長所に気づいている可能性があります。

周囲の声で振り返りたいのは、たとえば以下のようなことです。

・感謝されたこと
・評価されたこと
・よく褒められること

感謝や評価などは、大きな実績でなくても構いません。

自分の良い面や長所とは、自分ではごく当たり前にやっていることの中にあったりします。

これまで職場や取引先などから感謝されたことや評価されたことを振り返ってみましょう。

キーワードを参考に “強み” を探す

職務経験などのキャリアを棚卸ししても、「強みを言語化できない」ということはよくあります。

その場合は、強みや長所でよく利用されるキーワードを参考にしてみましょう。

以下では、主な強みキーワードをまとめました。

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【強みを見つけるキーワード】

体力/忍耐力/継続力/協調性/チームワーク能力/素直さ/向上心/度胸/目標達成力/適応力/ストレス耐性/ルール遵守力/積極性/チャレンジ精神/行動力/責任感/課題発見力/情報収集力/創造力/発想力/文章力/ピンチ対処力/交渉力/説明力/論理的思考力/コスト意識/指導力/マネジメント力/先見力/リスクマネジメント/企画力/奉仕精神/人脈創造力/調整力/編集力/接客力

これらはあくまで基本的なキーワードであって、必ずしもこれらに当てはめないといけないわけではありません。

短い表現に変えることは後からもできるので、まずは長めの文章でもいいので自分の良さをピックアップすることが大切です。

書き出した職務経験やエピソードと、このキーワード表を照らし合わせれば、強みやスキルの言語化もしやすくなるでしょう。

専門家に相談する

いざやってみると自分の内面を見つめる作業は、案外難しいですよね?

自分一人ではどうしようもできないと感じるときは、キャリアカウンセリングなどの専門家に相談してみるといいでしょう。

自己分析では質問が大事といわれますが、他人から質問されて初めて気付いたり、考えさせられたりする物事もあります。

満足のいく転職を目指すのであれば、プロのサポートを借りるのは賢い選択といえます。

悪いところしか見えないときは、視点を変えてみる

「自己分析をしても悪いところしか見えてこない……」ということはありませんか?

そんなときは、短所を長所に置き換える作業をしてみましょう。

短所と長所は表裏一体なので、悪い面は視点を変えれば良い面にもなります。

・頑固 → 信念がある

・チーム作業が苦手 → 単独・個別行動が得意

・経験した担当業務がバラバラ→ 業務に柔軟に対応できる

短所と長所の関係は、例えるならバンジージャンプを見たときに「楽しそう」と思う人もいれば、「危険すぎ」と思う人がいるのと一緒です。

同じ物事も考え方や視点の違いによって、導き出される答えが違ってきます。

自己分析で悪い面しか見えてこないときは、短所を長所に置き換えられる作業をすると良い面に気づきやすくなりますよ。

なぜ?自己分析してもしっくりこない理由と打開策

強みや長所は何となくわかったけれど、「どうもしっくりこない……」と感じている人もいるでしょう。

「あなたの強みは実行力と交渉力です」と聞いてもどこか上っ面のような、表面的な感じがして腑に落ちない状態です。

もしかしたらその原因は、必要な棚卸しができていないからかもしれません。

具体的には、担当業務での自分の行動や工夫、感情などの振り返りが足りていない可能性があります。

たとえば、自分と同じ部署で同じ仕事をしている人がいたとしても、必ずしも同じやり方や心構えで作業しているわけではありませんよね?

人によって「スピード重視」「丁寧な顧客対応」など仕事で大切にしている思いは違います。

強みやスキルの結果がしっくりこないときは、仕事の仕方やそのとき感じていた思いなどに注目してみるといいでしょう。

好きだった作業や嫌いな作業など、当時を思い出しながらも自己分析してみてください。

自分を見つける質問】自分がわからなくなったときに……

自己分析でさまざまな角度から自分を見つめていると、「私って何なのか」と思うことがあります。

自分を真摯に見つめているからこそ、「一体どうしたいのか」「どこへ進むべきなのか」とわからなくなるのです。

仕事経験がバラバラだと一貫性が感じられず、余計にそう感じるかもしれません。

自己分析で自分がわからなくなってしまったときは、以下の質問に答えてみるといいでしょう。

転職で自分が求めるものは何か?

心の中を整理するためには、自分が転職先に求める条件を自由に書き出してみましょう。

たとえば、以下のようなことです。

・毎月100万円の収入がほしい
・これまでの経験を活かせる仕事
・尊敬できる上司がいる
・リモートワーク可

もちろん全ての望みを叶えられるわけではありませんが、転職で求めるものを洗い出すことは、自分を知るきっかけにもなります。

素直な気持ちで自由に書いてみましょう。

子どもの頃に好きだったことは?

子どもの頃に好きだったことを探ると、自分の本当にやりたいことが見つかる可能性があります。

私たちは大人になるほど「お金が稼げるか」「人からどう思われるか」など、余計なことを考えてしまう傾向があります。

子どもの頃は、純粋にやりたいことや好きなことをしていた場合が多いので、自分の才能を活かし、居心地良く働いていきたいときには振り返ってみるといいでしょう。

仕事で自分が大切にしている思いは何か?

仕事で大切にしている思いとは、自分の価値観のことです。

あなたが仕事や業務で大切にしている思いは、何でしょうか?

バラバラの業務内容や仕事でも、「社会に役立つものを生み出したい」「困っている人を手助けしたい」など価値観は共通していることがあります。

価値観は、仕事で工夫したことやそのときの感情を棚卸しすると見つけやすくなります。

ただ、理解しておきたい点は、価値観は年齢によって変化すること可能性があるということです。

10代と20代の頃とでは考え方が違っていて当然ですし、同じ20代でも社会人1年目と8年目とでは、大切にしている思いが変わっているかもしれません。

特に周囲に影響を与えたエピソードは?

自分がした行動で、特に仕事環境や他人に影響を与えたエピソードは何でしょうか?

  • 取引先が〇〇してくれるようになった
  • 売り上げがアップした
  • 話し合いがスムーズに進行した

など、周囲に影響を与えたことを振り返ると、自分の強みが見つけやすくなります。

ポイントは「その結果は、自分のどんな行動がきっかけで生まれたのか?」を考えることです。

他人や環境に影響を与えられる行動は、ビジネスに活かせるスキルといえるため、転職でのアピールポイントになります。

将来、どうなっていたら幸せ?

5年後、10年後の未来を想像したとき、自分はどうなっていたら幸せでしょうか?

将来の自分をイメージするときには、以下の項目が参考になります。

・収入
・働き方
・人間関係
・パートナーシップ
・社会的地位
・家族
・プライベート

転職時に将来のビジョンを描いていると、業界や職種が選びやすくなり、自分にはどんな学びやスキルが必要かなど「今、何をすべきか」が見えてきやすくなります。

転職の自己分析を手伝ってくれるおすすめのサイト

自分一人だけで自己分析したり、キャリアプランを考えたりして転職活動をしていくのはとても大変です。

上手く自己分析が進められないときや、漠然と将来に不安があるときには、プロのサポートを借りてみるといいでしょう。

転職の自己分析を手伝ってくれるおすすめサイトとしては、以下のようなものがあります。

【マジキャリ】
・20〜30代で自己実現に悩んでいる人向けのキャリアカウンセリング
・初回限定無料
・転職をしない人もOK
・仕事と家庭、趣味までトータルで人生を充実させるキャリア設計を支援
>> あなたの”ありたい姿”を現実にする【マジキャリ】
【ポジウィル】
・「どう生きたいか?」を軸としたキャリア特化型のコーチングサービス
・オンライン相談無料
・転職先の紹介はなし
・定期的に研修を受講しているカウンセラーが中長期プランを一緒に考えてくれる
>>【POSIWILL CAREER】
【ミイダス】
・無料で自己分析診断ができる転職アプリ
・パソコンからも可
・経験や経歴、スキルから自分の市場価値をデータ解析する
・コンピテンシー診断では、強みやストレス原因、相性の良い上司・部下がわかる

>> ミイダス

マイペースに。転職の自己分析におすすめの本

マイペースで転職活動を進めていきたい人の場合、本の方がお手軽ですよね。

ここでは、転職の自己分析に役立つ本を2冊ご紹介します。

転職者のための自己分析(マイナビ転職)

マイナビ転職2023オフィシャルBOOK 採用獲得のメソッド 転職者のための自己分析 
created by Rinker

自己分析を軸に、履歴書の書き方や面接対策など転職活動について書かれた本です。

ワークシートに沿っていくだけで、転職に必要な情報がまとめられます。

転職を成功させるために知っておきたいことなど、体系的な自己分析の理解に役立ちます。

「向いてる仕事」を見つけよう

「向いてる仕事」を見つけよう 「人の役に立つ12の資質」から自分の強みがわかる
created by Rinker

「人の役に立つ」という観点から、自分の強みを見つけられる本。

12の資質から強みがわかるだけでなく、働き方や仕事へ取り組む姿勢を振り返るきっかけにもなります。

この本の良い点は、付属のアクセスコードを活用してオンラインテストを受講できることです。

「あなたが最大限貢献できる上位3つの力」がわかるので、アピールポイントを整理しやすくなるでしょう。

まとめ

自分の内面を見つめる作業はなかなかに難しく、時間もかかるため、自己分析が進まないことはよくあります。

自己分析が進まない原因はさまざまですが、単にワークシートが合わなかったり、やり方が間違っていたりするだけかもしれません。

自己分析の目的は、あくまで転職を成功させることなので、棚卸し作業はできるだけシンプルにするように心掛けましょう。

以下の職務経験シートで自分の行動や工夫、感情も整理していけば、強みや価値観も見つけやすくなるはずです。

もしも、悪い面しか見えてこないときは、短所を長所に置き換えてみてください。
短所と長所は表裏一体なので、視点を変えるだけでアピールポイントになりえます。
転職で求められる強みとは「仕事に役立つスキル」のことであって、すごい実績や専門性だけを指すわけではありません。
些細なスキルでもお客さんや職場で喜ばれたり、社会の役に立っていたりすれば立派な強みといえます。
必要があれば専門家や知人にも相談して、今後のキャリアを考えながら転職活動を進めていきましょう。